あしあと月間レポート2月号
こんにちは!あしあと代表の八隅孝治ことやっさんです!2025年2月のあしあとの活動を報告いたします!
寒さも、天候も厳しいのが丹後の冬であり、とくに2月は、外での作業が最も過酷な状況になります。
さらに、この2月は、多くの海ゴミが浜へと押し寄せる季節でもあります。
イベントの企画、運営や外での作業は大変になりますが、海ゴミへのアクションには大切な時期となります。
また、この時期は観光の分野で言いますと、カニと温泉を楽しむ観光客の方々が多く訪れる季節でもあります。丹後の食と温泉を堪能するだけでなく、美しい海の魅力を感じてもらいたいという思いから、ビーチクリーンを企画・運営いたしました。以下、2月の活動報告をしてきたいと思います!
スポンサーの皆さまへ

昨年10月の法人化以降、丹後の企業の方々を中心に、多くの企業、個人の皆さまにご支援いただき、心から感謝しております。
「はだしで遊べる海を未来につなぐ」ために、 「ビーチクリーンが職業になる社会」「ゴミの資源化による埋立処分ゼロ」を目指し、活動を進めております。
この毎月の活動報告では、その月の報告以外にも、あしあとの想いについてもお伝えできればと考えております。今月は、あしあとが掲げるビジョン(目指すべき未来像)「はだしで遊べる海を未来につなぐ」についてお話しします。

「はだしで遊べる海を未来につなぐ」について
海は私たちに楽しみ、学び、遊び、癒しを与えてくれる場であり、生命を育む大切な場所です。丹後のおいしい食、海産物もこの豊かな海があってこそです。
しかし、漂着ゴミや街から流れ出すゴミが増え続けることで、将来、その機会や恵みが失われるかもしれません。特に冬の時期、浜辺がゴミに覆われる光景を目の当たりにすると、危機感を覚えずにはいられません。
海を守るために、地域住民や団体、観光協会の方々によってビーチクリーンなどの環境活動が行われてきましたが、地方で進む人口減少と高齢化、活動を継続するための予算やマンパワー不足などの問題が申告です。このままでは、今後も増え続けると予測される海ゴミに対応できなくなり、ビーチが年中ゴミだらけになるかもしれません。
豊かな海を未来に引き継いでいくためには、活動を持続可能にする社会の仕組みを考え、創り出していかなければなりません。
あしあとでは「ビーチクリーンが職業になる社会」「ゴミの資源化による埋立処分ゼロ」という目標を掲げています。この目標を達成するには、社会にさまざまな変化を起こす必要があり、この2つの目標と、それによる多くの変化が連鎖することで、「はだしで遊べる海を未来につなぐ」が実現すると考えています。年間を通じて、たくさんの人がはだしで遊べる、ゴミひとつない美しいビーチが丹後だけでなく、日本全国、そして世界に広がるように。
発足間もない私たちですが、活動を支えてくださる皆さまに、改めて感謝申し上げます。これからも多くの方々を巻き込みながら、活動を拡大していきます。
2月のビーチクリーンの実施状況
- 実施回数:2回(累計234回)
- 参加人数:85人(累計4,416人)
- 海ゴミ回収量:1,100kg(累計31,613kg)
※累計結果は2020年からの活動実績
2月のビーチクリーンは、天気との戦いでした。
日本海側特有の「ウラニシ」という不安定な気候により、連日雨や雪、曇りの日が続きました。
例年イベントを企画しても中止になってしまうことが多いのですが、昨年からは雨天でも希望者と共に実施するように変更し、少しでも活動できる機会を増やしてきました。

とはいえ、積雪の場合はゴミが雪に埋もれ、拾うどころかまず雪かきをしなければならない状況となるため、中止としました。経験を糧にして、安全にビーチをきれいできるよう企画・運営していきます。
ビーチクリーンの告知や、実施結果の報告はInstagramでも発信しております。
ぜひ、チェック&フォローを宜しくお願いいたします。

ゴミの資源化に向けた動き
- 京丹後市生活環境課との協議
海ゴミや一般廃棄物の処分方法、費用、資源化の課題を確認しました。
- 株式会社クルーズアルファとの連携
プラスチック廃棄物を油化する装置の開発が進行中です。同社が開発中のマシン『オイルマイニング』は、プラスチックゴミだけでなく、さまざまな廃棄物を※選別せずに投入することも可能(※危険物や一部投入不可能なものもあり)。またA2重油相当の燃料油が製造できる能力を有するということから、施設のボイラーや、発電設備での活用ができそうです。2月には、クルーズアルファ代表の草場氏が丹後を訪問され、海ゴミやペットボトルキャップのサンプルを持ち帰っていただきました。サンプルを用いた試験がまもなく開始されます。乞うご期待!
- 株式会社エルコムからの情報収集
プラスチックごみや、選別洗浄済みの海ゴミの燃料ペレット化、専用ボイラー装置を開発。日本一海ゴミの漂着する対馬や国内への導入実績があります。対馬での導入の状況について情報収集を行いました。プラスチックゴミや、海ゴミから燃料ペレットを製造し、地域の施設にて暖房設備や、温浴施設の給湯装置への活用ができそうです。
市との連携
- 京丹後市観光振興課と協議
あしあとのビーチクリーン活動と、市の環境活動を連携できる方法を模索。
3月20日の京丹後市主催の『ビーチクリーン作戦』はあしあとが、企画・運営として関わることが決定。
- 商工振興課との協議
環境や地域社会への貢献活動にデジタルポイントを付与する仕組みを検討中。
イベント
京都府向日市わくわくミライラボでのワークショップ
2月8日、京都府向日市の社会体験型アフタースクール『わくわくミライラボ』にて海ゴミ問題に向けたアクションを体感する出前授業を実施しました。小学生から中学生までの生徒さんと、その親御さんが参加され、海ゴミの現状や未来について、クイズや質問を交えながら学んだあと、オランダ生のプラスチックリサイクルプロジェクト『Precious Plastic』体験や、家でもできるアイロンと、ペットボトルキャップのフレークを使ったキーホルダーづくりをしました。最後には、「将来なんでもできるとしたら、みんなは海ゴミ問題どうやって解決する?」という質問に、こどもたちならではのステキな意見がたくさんでました。

『京丹後ブルーオーシャンプロジェクト』報告会を開催
2月15日、『京丹後ブルーオーシャンプロジェクト』報告会が開催されました。このプロジェクトでは、大谷大学と株式会社ごみの学校が、京丹後の海洋ごみ問題をテーマに、海ごみの現状の調査分析とともに、海ゴミの効果的な回収方法や再利用方法について研究してきました。その成果を共有し、今後のステップへとつなげる場として、今回の報告会が実施されました。株式会社あしあとは、今回の報告会の支援を行いました。
大谷大学大学は学生さんが開発した海ゴミ回収マシンのお披露目を行い、あしあとからは参加者の方々にビーチクリーンや、Precious Plasticの体験をしていただきました。最後は、大谷大学鈴木教授、そして株式会社ゴミの学校の寺井代表から、これまでの活動の報告が行われました。


今後のビーチクリーン予定
3月のビーチクリーン予定
- 4日(火) 島児神社 9:00-10:00
- 16日(日) 蒲井ツリーハウス 10:00-11:00
- 20日(木・祝) 夕日ヶ浦 10:00-11:00(京丹後市主催イベント)
- 23日(日) 蒲井ツリーハウス 10:00-11:00
※年間スケジュールは変更する場合もございますので、参加の場合は事前に確認をお願いいたします。
また、3月20日には京丹後市主催の「ビーチクリーン作戦 in 夕日ヶ浦」に企画・運営サポートとして参加します。「はだしで遊べる海を未来につなぐ」を体感できるイベントにしたいと考えています。

スポンサー様からのご提案お待ちしております
商品やサービスのサンプル提供、求人募集、イベント告知など、共有したい情報がございましたら、お気軽にご相談ください。
今月も活動を支えてくださり、ありがとうございました。3月も引き続き、皆さまとともにより良い未来をつくっていけるよう尽力いたします。
株式会社あしあと 代表取締役 八隅孝治